woohです。
昨夕の『アンビリバボー』で、関西の高校球児を取り上げていました。
部員数90名の野球部を抱える大阪の大府高校。
その中でレギュラーの座を勝ち取れるのは20名。
ほとんどの部員がベンチに入ることすらかなわず卒業していくことになります。
中学では4番を打つほどの選手だったにもかかわらず…。
監督が、それまでの練習の日々の成就感を味わせてやりたいと、
背番号をつけられずに引退する3年生が主役の練習試合を、10年くらい前から行っているそうです。
この考えに賛同する強豪校が対戦相手です。
この日ばかりはレギュラー選手がサポートにまわり、後輩、チアガール、保護者の精一杯の応援のなか試合が進みます。
高校での最初で最後の背番号をつけ、心からうれしそうな選手がいる一方、
それまでずっとレギュラーだったのに外されてしまい、複雑な思いを抱えながら引退試合にのぞむ選手もいます。
試合が終わると同時に、彼らの高校での野球生活は終わります。
『翌日からは気持ちを入れ替え、レギュラーを支える側にまわるよう、お願いします。』という監督の言葉に、胸いっぱいになってしまいました。
引退試合後の彼らは、練習に参加することもできず、後輩の指導やグラウンドの整備といった徹底した裏方にまわることになりました。
レギュラー選手の、『レギュラーになれなかった仲間を甲子園に連れていけるよう、自分たちががんばる。』という言葉にも胸が熱くなりました。
現実の厳しさを受けとめながらも、
レギュラーになり、甲子園をめざすことを目標とし、
仲間と切磋琢磨してきたなかで得たものは、
これからの、しっかりとした土台になっていくのでしょうね。
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