woohです。
ここに書くことに困ったとき、Yahoo!ニュースを探したりするのすが、
今日は雑誌のカテゴリのなかでこんな記事を見つけました。
『お茶の世界の”表”と”裏”って一体なに?』
学生の頃数年間、茶道を習っていました。
私は『裏千家』の教室に通っていたのですが、
よく考えると、この『表千家』『裏千家』って不思議。
流派が分かれたからということは知っていましたが、
どうして表裏なのか疑問に思いながら、
その意味を調べてみることはしませんでした。
なになに?私も知りたいということで、
早速読んでみると・・・
「表と裏は、流派が成立したときの茶室の位置関係」
だそうなのです。
千宗旦(茶の湯を大成させたといわれる千利休の孫)が隠居するときに、
自分の息子たちに”不審庵”と”今日庵”という茶室を譲りました。
それぞれの茶室は、京都の寺の内通りから見て
”不審庵”は表側
”今日庵”は裏側
にあったため、
”不審庵”が表千家
”今日庵”が裏千家
と名乗るようになったそうです。
なるほど~!
そんな単純な理由だったのですね。
もっと何か他の理由、
流派が分かれるさいの諍いとか・・・
いわくがあるのかと思っていました。
たった一服のお抹茶を点てるにも、
たくさんの流派があり、
流派の数だけ作法があります。
お湯を注ぐ柄杓の持ち方、置き方にも、
自分が習った『裏千家』の作法との微妙な違いがあったりして面白いものです。
でもその基本は、
『お客様を思い一服のお茶をいれる』
ということですよね。
茶道で大切にする侘び寂び、静寂を感じるひとときは、
日常のなかで、そこだけまったく違う時間が流れているような、
不思議な感覚に陥ります。
お手前を終えると、とても気持ちが落ち着いて、
自分のなかが無色透明になったような
清々しい気分になれたような感覚を思い出します。
・・・なんて
実際は毎回のお菓子が楽しみだったりしました♪
私が習っていた頃は、練りきりと言われる生菓子は
今ほどポピュラーではなかったように思います。
季節の花をかたどった、見た目も美しいお菓子をいただくのは嬉しかったです。
カジュアルに使えるお茶道具も出ているようなので、
もっと身近に楽しむのもいいですね。
コロミー給湯室にお越しいただきありがとうございます♪