woohです。
昨日は、ひとつのことを追求し続ける人に注目する1日となりました。
ひとりめは書家の金澤翔子さん
ダウン症の翔子さんが小さいころから続けていて、
その才能を開かせたのが書道。
書道家の母は、彼女に「右肩上がり」に書くということを教えるのに
一番苦労し、坂を一緒に上ることで体感させたのだそうです。
書のことは解りませんが、
のびのび自由な書体を見ると、
気持ちがわぁーっと広がる感じを受けます。
真剣に書くことと向き合う翔子さんの表情からは、
書くことが好きという気持ちが伝わりました。
もう一人は陶芸家の辻厚成さん。
「厚成紅」という、深く、濁りのない紅が特徴的です。
華やかでいて上品な、いつまでも見つめていたくなる紅です。
やはり小さいころから陶芸をされていて、
ご自身の名前がついた紅を生み出すのに試行錯誤されたそうです。
その紅の色は、自然の紅葉を手本にしているとか。
「自然がいちばんのお師匠さん」
という言葉に、
とても謙虚に、
今でも精進している方なのだなと思いました。
自分のしていることに迷いがなく、
しかも心から好きでいる。
決して奢ることなく、自分を高めていこうとする姿勢は、
見る人の心を動かします。
諦めず努力し続けることの大切さを教えていただきました。