2024年seesaaブログより移転しました 現在では内容がそぐわない場合もございます ご了承くださいませ

ひとつのことを深めることは、自分を深めること

woohです。

昨日は、ひとつのことを追求し続ける人に注目する1日となりました。

ひとりめは書家の金澤翔子さん

ダウン症の翔子さんが小さいころから続けていて、
その才能を開かせたのが書道。

書道家の母は、彼女に「右肩上がり」に書くということを教えるのに
一番苦労し、坂を一緒に上ることで体感させたのだそうです。

書のことは解りませんが、
のびのび自由な書体を見ると、
気持ちがわぁーっと広がる感じを受けます。

真剣に書くことと向き合う翔子さんの表情からは、
書くことが好きという気持ちが伝わりました。

もう一人は陶芸家の辻厚成さん。
「厚成紅」という、深く、濁りのない紅が特徴的です。
華やかでいて上品な、いつまでも見つめていたくなる紅です。

やはり小さいころから陶芸をされていて、
ご自身の名前がついた紅を生み出すのに試行錯誤されたそうです。

その紅の色は、自然の紅葉を手本にしているとか。

「自然がいちばんのお師匠さん」

という言葉に、
とても謙虚に、
今でも精進している方なのだなと思いました。

自分のしていることに迷いがなく、
しかも心から好きでいる。

決して奢ることなく、自分を高めていこうとする姿勢は、
見る人の心を動かします。

諦めず努力し続けることの大切さを教えていただきました。

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