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栄冠は君に輝く

昨日は高校野球の決勝戦でしたな。

休み中はずっと甲子園とオリンピックのTV観戦三昧でした。
オリンピックのほうが盛り上がっているので
甲子園のほうは陰が薄かったですが、
若者が一生懸命にプレーする甲子園大会は
毎年胸打たれる思いがします。

休みが終わってしまって、決勝戦だけ見ることができませんでした。
ちょっと残念。

開会式と違い、閉会式を見る機会があまりないのですが、
以前の記憶では、優勝チームより準優勝チームに
より多くの拍手が送られていたように思います。
昨日の閉会式でも、負けてしまった常葉菊川の選手に
惜しみない拍手が送られたことでしょう。
こういうところが好きです。
日本人なんでしょうな。

思えば、甲子園大会の大会歌「ああ栄冠は君に輝く」
この歌詞を考えると、これは負けたほうのチームに対して
「君たちにも栄冠は輝いているよ」
とエールをおくっている歌のように感じます。
「いさぎよし」という言葉がありますが、
勝っているほうに「いさぎよい」という言葉は
使わんでしょう。

そう考えると、高校野球のこの甲子園大会というのは
「負け方を学ぶ」場
だと思うのです。
負けたチームが甲子園の土を持って帰る
という儀式をとってみてもそう思います。

高校生のこの時期に、いかに「すばらしい負け方」を体験するか
これが社会人になったときに大きな財産となるのでしょうな。
17点差も決して無駄にはなりません。

そういう「学ぶ場」があるということは
この歳になってみると、実に羨ましいことなのです。

コメント

  1. wooh より:

    一生懸命な姿はまぶしいですね!
    高校野球が終わると、夏も終わりって気がします。
    ・・・ところで、コロ部長って・・・
    日本人
    だったのですね・・・!? 
    ^^;

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