本を読んだり人に聞いたり
いろいろと調べてみましたが
とにかく書き始めてみないことには
実際のところはわかりません。
いよいよエンディングノートを実際に書いてみました。
市販のものをそのまま使うのではなく
自分に必要だと思われる項目を
寄せ集めてひとつのノートにしてみました。
差し替えができるように
また追加ができるように
バインダーに綴じてみました。
自分が死んだ時のことを考えて
葬儀はどうして欲しい、とか
誰に連絡をして欲しい、とか
さらには、遺す財産のこと。
これくらいはすぐに思いつきました。
ちょっと調べる手間はありましたが
書くこともできました。
死んだあとのことは漠然とですが
考えてなかったわけではありません。
この歳になれば、多かれ少なかれ
意識するでしょう。
しかし、死ぬ前のことというのは
逆に考えたことがありませんでした。
エンディングノートの中には
「自分で判断がつかなくなったとき」
の項目もあるのです。
介護される側になったときのことも
考えておかなくてはなりません。
まして「自分で判断できない」状態では
家族にかかる負担も大きくなるでしょう。
その時になってみないとわからない部分も
多くはありますが、
その状態になったときのことを予想して
それにできるだけ備えておく。
経済的なことももちろんですが
心の問題としても備えておくことが大切なのです。
こちらがいくら希望をだしていても
その通りにはいかないかもしれません。
でも、できるだけ近づけるようには
してくれるでしょう。
それだけでも、こういうことをきちんと
考えておくことには意義があるのです。