ドビュッシーの≪REVERIE≫ピアノ独奏曲は
『夢』と呼ばれることが多いですが、
『夢想』の意味に近いのだそうです。
まだ作曲家として駆け出しの頃、
経済的な苦境から必要に迫られて書いた曲で、
ドビュッシー自身、この作品を評価せず、
作品の出来に満足していなかったので、
出版しようとしなかったそうです。
この曲は、少し前にテレビCMで耳にしました。
幻想的で美しい曲ですが、本人としては納得した出来ではなかったのですな。
楽譜を見てみると、メロディが左と右で入れ替わったりしているようです。
弾くには混乱しそうな、でも脳の活性化には最適そうな曲ですな。
・・・イライラしそうですが。