『愛の挨拶』作品12は、イギリスの作曲家エドワード・エルガーが、
婚約者に記念として贈った曲です。
そのタイトルはドイツ語が得意な婚約者のために”Liebesgruss”と名づけられましたが、
楽譜として出版するさいにフランス語の”Salut d’amour”となったそうです。
この曲は、昨年のクリスマス発表会の曲を選んでいるとき、
ひろさんから連弾曲にと教えていただいた曲です。
タイトルではぴんときませんでしたが、
聴いてみると非常になじみのある曲でした。
とても親しみやすいメロディが心地よいですな。
エルガーという作曲家はこのとき初めて知ったように思いますが、
『威風堂々』の作曲者だったのですな!
曲風の差に面白さを感じます。
エルガーの作曲活動は遅咲きで、不遇時代を支えた愛妻が亡くなったあとはほとんど作品を残していないそうです。
『愛の挨拶』は一生大切な人となる婚約者に向けた、
まさに”愛の挨拶”ということですなぁ。
・・・書いていて照れます・・・