2024年 seesaaブログより移転しました

持ち物リストをつくってみた

次に考えるのは、財産とまではいかないもの
むしろ処分してもらいたいもの(契約も含む)
のことです。

これは、ちょっと時間がかかりました。
今持っているものを改めて把握する作業が必要だったのです。

特に、自分が死んだあとに処分するもの、というのは
家族の共有物ではなく自分自身の「物」です。
私がそれを把握してなくてはどうしようもありません。
家内に、代わりにやっといて、とは言えない種類のものなのです。

学生時代に聞いていたレコードなど
引越しをした際にも、家内から
「これは、まだとっとくの?」といわれ
「大事なものだからとっとくんだ」と言ったはいいが
押入れの奥深くに眠っていたりとか。
レコードなど今ではプレーヤーがなければ聞けないものです。
でも、捨てるには惜しい。
そのレコードジャケット1枚ですら、
私の青春の思い出につながるものなのです。

そうすると、私以外の誰がその領域に踏み込めるでしょう?

これらのものの始末をきちんと
私自身が決めておかなくてはなりません。
捨てるには惜しいのなら、
同じ趣味を持つ人に譲ることを決めておくとか。
そうでなければ、私がいなくなったあと、
家族はヘタに手出しもできず
処分に困ることになります。

そう考えると、自分の持ち物すべてを
リストアップしてみなければ
おさまらなくなったのです。

実は、これは物を減らすいいきっかけになりました。
忘れていたもので
「こんなものはもう捨ててもいいだろう」というものも
後生大事にとってあったりしたのです。
そういうものを処分すると、
本当に自分が大事にしているものが残ります。
家の中が片付いて、家内も喜んでおりました。

そうやって書き出していった(ざっとですが)
「持ち物リスト」

それをつらつらと眺めていたら、思いがけない
「気づき」も得ることができたのです。

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